2025-12-23

【番外編】榛名神社の新しくなった拝殿を見てきた!

高崎市の名社・榛名神社。長年続いていた本社・幣殿・拝殿の保存修理工事が2025年12月に完了し、鮮やかに蘇った美しい社殿がようやくお披露目されました!パワースポットとしても人気の榛名神社の、最新の様子を簡単にお届けします!


いざ榛名神社へ

長年続いていた本社・幣殿・拝殿の保存修理工事がようやく終わり(2025年12月16日から本社での参拝が再開されたそうです)、新しく生まれ変わった社殿を自分の目で見たくてワクワクしながら訪れました。  榛名神社はパワースポットとしても有名で、巨岩や清流に囲まれた神秘的な雰囲気が最高です。


参道の入り口からマイナスイオン


駐車場から参道を歩き始めると、すぐに清らかな榛名川の流れと杉の巨木が迎えてくれます。  マイナスイオンがたっぷりで癒やされる瞬間です。

三重塔の美しい姿

少し進むと、参道の左手に現れるのが三重塔(神宝殿)。朱色が鮮やかな塔で、群馬県内で唯一現存する木造の三重塔です。元々は神仏習合の時代に建てられたもので、明治の神仏分離令で取り壊しの危機を免れた貴重な文化財。深い緑に囲まれて、すごく絵になるスポットだったので、思わずパシャリと撮影しました!

神橋の風情に癒されるさらに参道を進むと、深い谷にかかる赤い神橋が登場。橋の下は切り立った岩場と清流が流れていて、いい味を出しています。

ここも写真映えするので、しっかり撮影しました!行者渓の神秘的な雰囲気神橋のあたりで「行者渓」という看板を見つけました。

橋の下の深い谷間全体を指す渓谷で、古くから修験者(行者)が修行した場所と伝えられています。


みすずの滝の美しい景色

参道を進むと、現れるのが瓶子の滝(みすずのたき)。  細く優雅に流れ落ちる滝で、両側の岩が神酒を入れる瓶子(みすず)に似ていることから名付けられたそうです。  手水舎の近くからよく見えて、水音が心地よくマイナスイオンたっぷり!  冬場は凍ることもあるらしいですが、今回は流れが美しくて癒されました。

そして、みすずの滝のすぐ近くに矢立杉がありました!樹高55m、幹周り9.4mもの巨木で、国指定の天然記念物。樹齢は推定500年以上で、武田信玄が戦勝祈願のために矢を射立てたという伝説が残っています。そびえ立つ姿が圧巻で、歴史と自然のパワーを感じました。


双龍門の迫力に圧倒

さらに石段を登ると、目の前に現れるのが双龍門。  龍の彫刻がたくさん施されていて、名前の通り双龍が守っているような迫力があります。  

背後の巨岩(鉾岩)と一体になって、ものすごい存在感!  ここをくぐると、空気がさらに厳かになって心が引き締まります。


新しくなった拝殿が美しい!


そして、いよいよメインの拝殿(本社・幣殿・拝殿)。長年の工事で足場に覆われていたのがようやく外れ、鮮やかに修復された姿が輝いていました!  今回の保存修理工事(2021年から2025年12月予定)で何が変わったかというと、主に老朽化した部分の補修と塗り直しが行われました。

具体的には、屋根の銅板葺きの補修・保護。柱や梁、壁などの構造部の強化。朱塗りや黒漆の再塗装で、色がくすんでいた部分が鮮やかな朱色と黒に蘇った。精緻な彫刻(龍や獅子などの装飾)や彩色の退色していた部分が丁寧に修復・復元。

これにより、工事前の少し色あせた感じから、建立当時(1806年頃)の華やかで鮮烈な美しさが戻ったんです。特に朱と黒のコントラストがくっきりして、遠くから見ても迫力が増しています!



背後にそびえる御姿岩(みすがたいわ)は、榛名神社の信仰の中心。この巨岩の洞窟内にご神体が祀られていて、古くから巨石信仰の対象として神聖視されてきた自然の奇岩です。独特のキノコのような形が「神の姿を現した岩」とされ、社殿が岩と一体化するように建てられた全国的にも珍しい造りだそうです。



明治以前は「地蔵岩」とも呼ばれ、神仏習合の時代を物語っています。修復された社殿が御姿岩の巨岩と見事に調和した権現造りの姿は、圧巻の見どころ!工事前は仮の場所で参拝でしたが、今は本社でしっかりお参りできて感動。


最後に御朱印を直書きで!


参拝の締めくくりは社務所で御朱印。  今回は書き置きではなく、目の前で丁寧に直書きしていただきました!  榛名神社の御朱印はシンプルで力強い字が素敵。

工事完了直後の榛名神社は本当にきれいで、パワーがさらに強くなった気がします。  群馬のパワースポットとしておすすめ!  みなさんもぜひ訪れてみてくださいね。  


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2025-12-15

12月初め、妙義神社・めがね橋・碓氷湖を巡る初冬ドライブ

12月初めの澄んだ冬空の下、富岡市と安中市を訪れました。奇岩で有名な妙義山の麓にある妙義神社、明治時代のレンガ橋「めがね橋」、そして静かな碓氷湖。歴史的なスポットと美しい自然が融合していて、日帰りドライブにぴったりでした! 写真撮影を楽しみながら、心地よい一日を過ごせました。

まずは自宅から道の駅みょうぎへ


スタートは富岡市の道の駅みょうぎ。妙義山の麓に位置するこの道の駅は、ユニークな木造建築が目印で、地元野菜やお土産が充実しています。観光情報も揃っているので、妙義エリアの計画に便利。ミックスのアイスを食べて、軽く休憩してから、すぐ隣の妙義神社へ移動しました。


妙義神社へ


妙義神社は妙義山の東麓にあり、朱塗りの総門が迎えてくれます。



急峻な石段に挑戦!


参道を進むと現れるのが、名物の長い石段。かなり急で息が上がりますが、足腰の鍛錬に最適です! 登りながら振り返ると、妙義山の奇岩が広がる絶景が楽しめます。


主要な石段は「男坂」と呼ばれ、165段あるそうです。苦労して登った頂上の本殿に到着した時の達成感がたまりません。

(ゼーハーゼーハーと息苦しかったですが😁)


本殿をお参りをしてから下山することに。それからは、少し撮影タイムをしました。

妙義山の中腹に見える白い「大」の字は、妙義神社の神様「妙義大権現」を省略したもの。神社に参拝できない人が中仙道から手を合わせるための目印として設置されたようです。



そして、第一鳥居付近にある無人販売所で下仁田ネギを購入。管理人は甘みのあるネギが好物なんです!今度、すき焼きにしよう!(*^^*)


安中市の名所・碓氷第三橋梁(めがね橋)


次に向かったのは安中市の碓氷第三橋梁、通称めがね橋。日本最大級のレンガ造りアーチ橋で、200万個以上のレンガを使い、長さ91m、高さ31mの壮大な構造。



下から撮影するには近すぎるので、少し離れた場所から撮影すると良いです。


こちらは国の重要文化財ですが、冬のオフシーズンで観光客が少なく、下から見上げる迫力の4連アーチや、上に登っての眺めを独り占めのように撮影できました。隧道の中に入れる「アプトの道」を散策するのもおすすめです。



碓氷湖で余韻を楽しむ


めがね橋の見学を終えた後、最後に寄ったのがすぐ近くの碓氷湖。坂本ダムによって作られた人造湖で、周囲を国有林に囲まれた静かなスポットです。

12月初めという晩秋の時期、紅葉のピークは過ぎていましたが、湖畔に立つ童謡「紅葉」の歌碑周辺の木々がまだ色づきを残していました。


湖にかかるめがね橋をイメージした赤いレンガ調の橋(ほほえみ橋)もアクセントになって、穏やかな湖と赤い橋のコントラストが良い。クマに注意しながら、ゆったり散策しながら何枚も写真を撮りました。

余談ですが、最近新しくできた「メロディーライン」が碓氷峠にあります!時速40-50kmくらいで走ると、童謡「紅葉」のメロディーがタイヤの音で聞こえてきます。

まさにこのエリアにぴったりで、楽しい仕掛けにびっくりします。碓氷峠方面へ行く方は、ぜひ試してみてくださいね。


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